戦時中の登山

シュウイチロウ

2016年03月30日 22:19

我が家に残る曾祖父の燕岳登山の写真。



トラディショナルな登山スタイルがカッコイイ!
曾祖父は左から4番目、前列で腰掛けている人です。



そして昔も登山に温泉はつきものだったらしい。
中房温泉かな?



曾祖父の兄と手に何か持って座っている曾祖父。


燕岳の写真と関連があるかわかりませんが…、

曾祖父が愛用していた登山用の金剛杖!
⇩⇩⇩



焼き印には…



燕登山の焼き印



紀元二千六百年といえばゼロ戦が採用された年。
1940年(昭和15年)76年前です。



大東亜戦必勝祈願の焼き印。


燕岳の写真と金剛杖が同じ時代かは分かりませんが、戦時中に曾祖父は登山していたようです。

戦時中の曾祖父の登山は冒険心からくる近代登山とは異なる理由の登山だったかも知れません。
御嶽山の焼き印もありますが、山岳信仰に基づいた登山なのかも定かではありません。

でも祈りの登山であったことは想像できます。

今とは時代が違いすぎるため、曾祖父がどういう気持で山に登り祈ったか、僕には分かりませんが、曾祖父の写真と金剛杖はこれからも大切に保管していきたいとおもいます。

写真と金剛杖を通して、平和の尊さを改めて実感するとともに、純粋に楽しみとして登山ができる今の時代に生まれた事に感謝したいとおもいました。

関連記事