七分べりという技法

シュウイチロウ

2017年11月25日 23:17

松本市寿地区のお客さまの畳を【七分べり】で仕上げました。



七分べりというのは、普通の畳のヘリ幅よりも二分から三分ほどヘリ幅狭めて作る畳の技法です。



線が細いため全体的な見た目はシンプルでありながらも、畳のラインはしっかり通っているため、すっきりとした印象の部屋になると言われています。

人によっては、あっさりし過ぎて、物足りないかなぁ。と感じる場合もありますが…

当店では畳で主張し過ぎない、シンプルで飽きのこない空間を希望されるお客さまには、七分ベリの畳をオススメしています。

この畳の敷き込みに同席していた大工さんは、部屋が大きく感じる!と言っていました。




二分三分のわずかな差ですが、部屋の雰囲気は変わります!



写真ではわかりづらいかもしれませんが、一般的な畳ベリの幅は一寸(3センチ)程度、
畳表の目の幅はおよそ四分(1.2センチ)。
七分べりはヘリ幅を七分(2.1センチ)に仕上げるため、一般的な畳にくらべて、かなりあっさりとした縁取りの畳になります。



七分ベリはあまり見かけない技法ですが、普通のヘリ付きの畳と同じように裏返しや表替え、メンテナンスも問題なくできます。


七分べりはシンプルだけど、地味ではない!洗練された通好みの畳といった感じでしょうか。




七分べりの畳製作もおまかせください!

畳製作一級技能士がすべての工程を責任をもって作業いたします。

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